インプラント成功のポイント

「森を見ずして木を語るなかれ」

医師の視点から見ると、インプラントの成功の為にはインプラントに対する知識や技術の習得に加えて幅広い分析能力が問われます。

よく、森を見ずして木を語るなかれ、という言葉を使って説明しますが、お口全体の状況を把握せずに1本の歯だけを見て治療を行うと決して上手くはいきません。

もし咬み合わせがずれている状態(本人は気づいてない)でインプラントをしてもよい結果は得られません。それは基礎工事をしっかりしないで立派な家を建てるようなものです。咬み合わせ、アゴの関節、筋肉、骨格などの状態を総合的視点から観察し治療をおこなうことが大切です。

数年前に発覚した耐震強度の偽装問題は適正なマンションが販売されていることが必然と考えていた私たちには非常にショツキングな事件でした。今後はマイホーム購入には価格、立地、以外の購入要件が増えるでしょうね。インプラントも同様なのです。

こういったお口全体を考えて治療を行う事は、インプラントに限った事ではありません。1本の虫歯、1本の歯周病を治す時にでもこのような視点を持っている歯科医とそうでない歯科医では大きな差が生じてきます。

これからインプラントを受けようとお考えの方は、是非、あなたの担当医がこのような視点で治療を捉え、さまざまな検査を実施し、正確に分析できているか、確認してみてください。